高速道路の上りと下りの違いとは?渋滞するのはどっちか完全ガイド!
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高速道路の「上り」と「下り」、どっちがどっちか迷ったことありませんか?

この記事では、「高速道路 上り 下り どっち」という疑問を解決するために、違いの見分け方から渋滞傾向、注意点、初心者でもできる判断のコツまで、まるっと解説しています。

帰省や旅行のときに方向を間違えてしまうと大きなタイムロスにつながるので、事前にしっかり知っておきたいところ。

この記事を読めば、どんな高速道路でも迷わずにスイスイ走れるようになりますよ!

ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。

高速道路の上りと下りの違いを簡単に解説

高速道路の上りと下りの違いを簡単に解説します。

それでは、見ていきましょう!

①「上り」は大都市方面、「下り」は地方方面

基本的に、高速道路の「上り」は大都市に向かう方向、「下り」はその逆方向、つまり地方に向かう方向を指します。

たとえば、東京から大阪へ向かう場合は「下り」、大阪から東京へ戻る場合は「上り」となります。

これは、もともと首都・東京を中心に日本の交通網が作られてきた背景があるからです。

したがって、東名高速や新東名、名神高速などの主要幹線では、この「東京中心」ルールが適用されています。

つまり、「上り=東京へ」「下り=東京から」という視点が基本ですね。

このルールを知っておけば、どっち方向か混乱することが減りますよ〜!

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②定義は高速道路会社ごとに微妙に違う

実は、「上り・下り」の定義はすべての高速道路で統一されているわけではありません。

NEXCO東日本・中日本・西日本などの高速道路会社ごとに、独自の運用ルールがある場合もあります。

たとえば、東北自動車道では東京方面が「上り」、青森方面が「下り」ですが、四国の松山道や九州の一部では別の基準が使われていることも。

また、山間部などでは「標高が高いほうを上り」とするケースも一部に存在します。

全国一律のルールではないため、路線ごとの案内図や公式情報を見るのが確実です。

「地元ルール」に気をつけましょうね!

③行きと帰りで必ずしも一致しない

「行きが下り、帰りが上り」というイメージを持っている人も多いかもしれませんが、必ずしもそうではありません。

たとえば、名古屋を出発して東京へ行くと「上り」ですが、大阪方面へ行く場合も「下り」になります。

つまり、出発地と目的地の位置関係、そして路線の基準によって「上り・下り」が決まるため、帰り道が「逆方向の同じ線」とは限らないんです。

この点を誤解すると、渋滞情報などを見る際に混乱してしまうことも。

ですので、常に「今、自分はどの方面に向かっているのか?」を意識しておくと安心ですよ!

④案内標識の見方で判断できる

もし迷ったときは、道路に設置されている案内標識を見てみましょう。

たいてい「◯◯方面 上り」「◯◯方面 下り」などと明記されています。

また、ETCレーンの表示やサービスエリア・パーキングエリアの名前にも、上り・下りの記載があることが多いです。

SAの情報板に「上り:東京方面」「下り:名古屋方面」などと書かれていたら、今いる方向がどちらかすぐに分かります。

さらに、スマホのナビアプリ(Googleマップなど)を使えば、走行中の方向も一目瞭然です。

標識とナビをうまく活用して、上手に判断してくださいね!

高速道路の上り下りどっちが混む?渋滞傾向の違い

高速道路の上り下りどっちが混む?渋滞傾向の違いを詳しく解説します。

それでは、混雑パターンを見ていきましょう!

①大型連休の「下り」は出発ラッシュに注意

お盆や年末年始、ゴールデンウィークなどの大型連休初日は「下り」が激しく混雑する傾向があります。

都市部から地方へ帰省や旅行に向かう人が集中するため、一斉に「下り車線」が詰まってしまうんですね。

特に早朝6時〜9時ごろの出発ラッシュでは、都心を抜けるのに何時間もかかることもあります。

渋滞のピークは、連休初日の午前中。出発時間をずらすだけでも大きく状況が変わります。

前日夜や深夜に出発する、あるいは早朝3時前の出発など、工夫して混雑を避けたいところです。

②「上り」は連休最終日の午後〜夜が激混み

一方で、連休が終わるタイミングでは「上り」が鬼のように混みます。

東京・大阪などの都市部に戻るクルマが集中するからですね。

特に16時〜21時にピークがきやすく、「帰る人が一気に集中」するために数十キロの渋滞が発生することも珍しくありません。

最悪、5時間以上動けない…なんてケースも過去にはありました。

この時間帯を避けるか、サービスエリアで休憩しながら時間をずらすのがおすすめです。

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③朝の通勤時間帯は上りが混みやすい

平日の朝7時〜9時前後、都心方面に向かう「上り」は混雑するのが常です。

特に首都高速や東名高速などでは、通勤渋滞によって速度が20km/h以下になることもしばしば。

会社や学校の始業時間が重なるため、どうしても交通量が増えるんですよね。

時間に余裕を持って出発するか、迂回ルートを事前に調べておくのがベターです。

最近では、リアルタイム渋滞マップもかなり便利なので、活用してみてくださいね!

④週末は下りがレジャー需要で混みやすい

金曜の夕方〜土曜日の朝にかけては、レジャーや観光目的の移動が集中します。

これにより「下り」の高速道路が混雑するケースが増えるんです。

特に天気がいい日や三連休の場合、出発時間が少し遅れるだけで渋滞の中にハマることも。

目的地によっては、一般道のほうが早かった…なんてこともあるので、事前にルートの混雑予測を見ておくと安心です。

また、人気の観光地近くのICでは出口渋滞が発生することも多いので注意しましょう!

見分け方に困ったら?上り・下りを判断するコツ5つ

見分け方に困ったら?上り・下りを判断するコツ5つを解説します。

では、順番にチェックしていきましょう!

①高速道路のIC番号に注目

実は、インターチェンジ(IC)の番号は、起点から順に番号が振られています。

たとえば東名高速なら、東京ICが「1」で、下に行くほど「2」「3」と番号が大きくなる形式です。

この番号を見れば、自分が「上ってる」のか「下ってる」のかが判断できるんですね。

番号が大きくなっていれば下り、逆に小さくなっていれば上り方向というわけです。

IC番号は標識や地図上でもすぐに確認できるので、ドライブ中もパッと分かりやすいポイントですよ!

②サービスエリアの案内表示を見る

SA(サービスエリア)やPA(パーキングエリア)には、必ずといっていいほど「上り・下り」の表示があります。

たとえば、「足柄SA(下り)」とか「海老名SA(上り)」のように、施設名の横に方向が書かれているんです。

この表示を見るだけでも、自分が今どっちを走っているのかがすぐに分かります。

ちなみに、上りのSAと下りのSAでは設備の内容が異なることも多いですよ。

方向を間違えてると目当てのグルメが食べられない…なんてこともあるので要注意です(笑)

③ナビやGoogleマップで確認する

現代の最強ツール、それがナビアプリです!

スマホのGoogleマップやカーナビは、どちらの方向に進んでいるかをリアルタイムで表示してくれます。

たとえば、「東京→名古屋」と表示されていれば、明らかに下り方向ですね。

さらに、高速道路の名前と一緒に「上り線」「下り線」と表示されることも多いので、見分けるにはピッタリです。

事前にアプリを使ってルートをシミュレーションしておくのも、迷いを減らすコツですよ!

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④インターの出口情報をチェック

IC(インターチェンジ)の出口標識にも、上り・下りの判断材料が隠されています。

例えば、「次の出口:厚木」などと書かれている場合、その出口の方向や地理を知っていれば、現在地からどちらへ向かっているかがわかるんです。

また、「◯km先 東京方面」などと表示されていれば、それは上り方向ですね。

道路上の情報板や標識をよく観察することで、方向の判断が可能になります。

ドライバーの“観察眼”が問われますが、慣れてくれば一発で見抜けるようになりますよ~!

⑤周辺の地理感覚を活かす

やはり最後は、自分の地理感覚がモノを言います。

今いる場所からどの都市に向かっているのか、地図上でざっくり把握しておくことが大切です。

東京に向かっているなら上り、地方に向かっていれば下り、と判断できますよね。

慣れていないエリアでは難しいかもしれませんが、Googleマップで大まかに方角を確認しておくだけでも安心感が違います。

地図アプリと実際の風景を照らし合わせる癖をつけておくと、いざというときに役立ちますよ〜!

上り下りで変わる注意ポイントと運転対策

上り下りで変わる注意ポイントと運転対策について解説します。

それぞれのポイントを押さえて、安心安全なドライブを目指しましょう!

①上りはトンネル・坂道が多い場合も

上り線では、地形の関係でトンネルや長い上り坂が連続することがあります。

山間部などを走る高速道路では、上り線がこうした構造になりやすいんですよね。

このような場所では、車のスピードが自然と落ちやすく、後続車との距離が詰まりやすくなるため注意が必要です。

特に大型トラックが前を走っているときは、加速が遅くなるので注意しましょう。

エンジン負荷が高まるため、エンジンブレーキやギアの切り替えも意識するといいですよ!

②下りはスピードが出やすく事故に注意

下り線では、重力の影響で自然とスピードが出やすくなります。

無意識のうちに速度超過していることもあり、これが事故の原因になることも少なくありません。

特にカーブが連続するエリアでは、スピードを落とさないと横滑りや脱輪などのリスクが高くなります。

また、ブレーキを多用しすぎてフェード現象(ブレーキの効きが悪くなる現象)を起こす可能性も。

そんなときは、エンジンブレーキを活用しながら、スピードをコントロールしてくださいね。

③追い越し車線の混雑にも注意

上りでも下りでも言えることですが、追い越し車線は思った以上に混雑する場面が多いです。

特に上り坂でスピードが落ちた車を追い越すトラックが追い越し車線に並ぶと、しばらく渋滞が続く原因にもなります。

「追い越ししたらすぐ走行車線に戻る」というのが原則ですが、実際には居座ってしまう車も多いですよね。

そうなると、後ろの車列が長くなり、結果的に全体が詰まってしまいます。

自分自身がそうならないように、こまめな車線変更と後方確認を意識しましょう!

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④サービスエリアの混雑状況が異なる

意外と見落としがちなのが、上りと下りでサービスエリアの混雑具合が変わる点です。

たとえば、連休初日の朝は下りのSAが混みやすく、帰省ラッシュ終盤は上りのSAが混雑します。

人気のグルメやお土産があるSAほど、その傾向が顕著です。

時間帯や曜日によっても変わるので、目的のSAに入り損ねるとかなりショック…。

混雑を避けたいなら、手前のPAで休憩を済ませるなどの工夫もアリですね!

【初心者向け】帰省・旅行シーズンの高速道路の選び方

【初心者向け】帰省・旅行シーズンの高速道路の選び方をお届けします。

それでは、初心者でも失敗しない高速道路の選び方をチェックしましょう!

①出発時間をずらして混雑回避

高速道路の混雑を避ける一番のコツは、「出発のタイミングをずらすこと」です。

たとえば連休初日の朝7時に出ると、すでに渋滞が始まっていることが多いです。

逆に、前日の夜中や早朝4時前など、少し時間をずらすだけでスムーズに進めることもあります。

特に「みんなが動く時間帯」=混雑タイムなので、そこを避けるだけでも全然違います。

事前に渋滞予測カレンダーなどを見ておくとベストですよ!

②渋滞情報アプリを活用する

今の時代、渋滞情報をリアルタイムで確認できるアプリは超便利です。

NEXCOの公式アプリ「ドラぷら」や、JARTICの渋滞情報サイトなどがおすすめ。

Googleマップでも、道路の色で渋滞具合が一目でわかるのが嬉しいポイントですよね。

目的地までの所要時間も教えてくれるので、出発時間やルートを決めるのにめちゃくちゃ役立ちます。

知らずに渋滞にハマるのではなく、事前に情報をチェックしておくのが「できるドライバー」の第一歩ですよ!

③「上り・下り」どっちか迷ったら地図でチェック

行き先に向かってるけど、上りか下りか分からない…そんなときは、やっぱり地図で確認するのが確実です。

GoogleマップやYahoo!カーナビでは、ルート案内と一緒に方向も表示される場合があります。

また、SAやICの表示にも「上り」「下り」の記載があるので、そこから逆算するのもアリ。

とくに土地勘のない場所では、スマホのマップ機能が心強い味方になります。

分からないまま進むより、立ち止まって確認したほうが結果的に早いってこと、ありますよね!

④最寄りのIC・PAに詳しくなると安心

自宅や目的地の近くのIC(インターチェンジ)やPA(パーキングエリア)の特徴を知っておくと、行動がスムーズになります。

「あのICは右折合流で混みやすい」とか、「あのPAはトイレが小さいから混雑する」とか、ちょっとした知識が旅の快適さを左右するんです。

さらに、ICごとの周辺道路の混み具合も把握しておくとベスト。

「どこから乗るか」「どこで降りるか」まで計算に入れたルート設計ができれば、もう立派なドライブ上級者です!

毎回同じ場所を使う方は、どんどん“地元のプロ”になっていきますよ~!

まとめ|高速道路の上り下りどっち?もう迷わない判断法

上りと下りの違いを見分ける方法
①「上り」は大都市方面、「下り」は地方方面
②定義は高速道路会社ごとに微妙に違う
③行きと帰りで必ずしも一致しない
④案内標識の見方で判断できる

高速道路の「上り」「下り」は、東京や大都市を基準に決められていることが多いですが、例外もあるので注意が必要です。

ICの番号やナビ、サービスエリアの案内を活用すれば、迷わず判断できます。

渋滞を避けたい人にとっては、方向だけでなく時間帯や曜日による混雑傾向も知っておくことが大切。

この記事を読んでおけば、次の長距離ドライブはきっとスムーズになりますよ!

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